かひふ紅奏団

鑑藝録〜かけらのあつまり〜

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あすなろ白書
北川悦吏子
柴門ふみは本当にすごいですよ!
たった5本の糸でこの傑作をがんじがらめになるのは、大したことなんだと思います。刺激を受けました。もちろん、私は感激も受けたんだけど、それに親しくなれるキャラ、印象に残る風景や場面、心に刻む言葉をみんな揃わねばならぬことではないかと。私もいつかこのような話を組みたいなと思いまして。

わたしは完全に松岡派。あの時の西島秀俊は結構男前でした。はじめの時は掛井くんが嫌いだったけど、どんどん彼も好きになりました。けど珍しいね、ひとりの登場人物があんなにモテるなんて。これこそ印象的。取手くんはなんとなくかいわそうだけど、時間が経つにつれて、彼お自分の幸せが見つかってよかったですね。星香も友達として最高じゃないですか。いつも自分よりも、大切に想っている人を思いやってる人柄です。